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Tempris社、革新の凍結乾燥技術を日本市場へ ─ サン・テンコンサルティングと提携開始

SanTen01

2025年5月20日

AIと無線センサーが連携し、凍結乾燥の終点をリアルタイム予測 ─ 品質向上とカーボンフットプリント削減を同時に実現

革新的な新技術のご紹介
  • エネルギー消費とCO₂の排出量(カーボンフットプリント)を削減

  • バイオ医薬品や原薬(API)の安全性を向上

  • プロセス効率 25%アップ


15年以上に渡る、世界中のクライアントとの200件を超えるプロジェクト経験を活かし、Tempris社は凍結乾燥プロセスの開発と最適化への独自のソリューションを開発しました。この新たなソリューションにより、最低でもプロセス効率を25%※上げることができ、エネルギー消費と二酸化炭素の排出量、そしてコストも削減できるうえに、開発期間と製品タイムラインも短縮することが可能です。


ACD(抗体薬物複合体)やmRNAワクチンなどの革新的な化合物は液状では不安定であるため、タンパク質、抗体、ワクチンなどのバイオ医薬品の50~60%は凍結乾燥されています。凍結乾燥は複雑かつ費用も時間もかかる工程であり、効率と品質の確保が極めて重要です。


※非効率な保守的サイクルに比べた場合



革新的な先進技術 Tempris

自動化された無菌操作を可能にするTemprisワイヤレスセンサーは、革新的なLyoCLCソフトウェアとシームレスに連携します。LyoCLCは、AIと機械学習を活用したアルゴリズムにより、リアルタイムのプロセスデータに基づいて一次乾燥の終点を正確に予測します。これにより、プロセス開発から製品ライフサイクルの終わりまで、全段階でのデータ分析が可能になります。偏差は速やかに検出され、システムが適切な是正措置を講じることで、プロセス制御を最適化します。


FDAが2024年12月に開始した「先進製造技術指定プログラム(AMT)」は、患者への医薬品の提供を早める技術を推進するものです。IFPAC 2023では、専門家やFDA査察官からTemprisの技術が「容易に導入できるもの(low-hanging fruit)」、つまり多大な労力をかけずに迅速かつ容易に導入でき、大幅な改善を実現できるソリューションであるとの評価を受けました。このフィードバックを受け、2024年にはLyoCLCソフトウェアをさらに改良し、対象となる業界のニーズに対応していくことになりました。


日本事務局の新設

日本のお客様をサポートするため、Tempris社はサン・テンコンサルティング合同会社と提携を結びました。サン・テンコンサルティングは、日本におけるあらゆるご質問やお問い合わせの窓口として、すべてのサービスを日本語でご提供いたします。

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​サン・テンコンサルティング

サン・テンコンサルティングの名称とロゴは、日本語の三点に由来し、三つの点を意味します。3つ目の点を介して2つの点が繋がることを象徴します。

​サン・テンコンサルティングの使命は、市場、顧客、技術との適切な繋がりを確立することによって、事業に付加価値を生み出し、オペレーションを改善し、革新を促進することんできる専門知識とコンサルティングを提供することです。

連絡先

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